豊彩色の風呂敷と現代に伝わる風呂敷の由来

環境問題と共に風呂敷の活用を見直す

現代はエコロジーなどが重視される時代となりました。
それは人間が湯水のごとく環境破壊を行ってきたからです。

森林を伐採し、器具を使い続け、限りある石油など
天然エネルギーを枯渇するまで使ってきました。

産業排水を海に垂れ流し、煙を沢山大気に流し
CO2排出を沢山行ってきたのです。

これが最近人間に重く問題としてのしかかってきたのです。

まず一つは地球温暖化を挙げることが出来るでしょう。
もう一つは海などの生態系を乱してきました。
今後これに歯止めをかけなければ、人間が住む大地が
水没するとも言われ、人間の死活問題になっています。

そこで世界一丸となって持続可能な社会SDGsを掲げるようになりました。
日本でもレジ袋を辞めるなど小さなことではあるものの、
人々が取り組むようになったのです。

これに伴って風呂敷が再び注目を集めるようになりました。
これは日本古来のハンドバッグと言っても過言ではなく、
包み方次第でいろいろな形状や受領の有る物を運搬できます。

風呂敷の使われ方

また最近は、ファッション性やおしゃれさを追求し
豊彩色のものやモダンやスタイリッシュなものまで
デザインが豊富にそろっています。

もはやファッションアイテムの一つとして若者にも取り入れられているのです。

お風呂に敷くふろしき

もともと風呂敷はその名の通り、お風呂に敷くアイテムであったのは
言うまでもありません。今でこそバスマットなどがあり、
足を拭いたり全身から滴るお湯を受ける事が出来ます。

ところがその昔日本ではまだバスマットがなく、
風呂敷をバスマット代わりにしていました。
その名残は銭湯にいけば見る事が出来ます。

いまだに入浴セットであるタオルや洗面器、シャンプーや着替えに
下着を風呂敷に包んで銭湯に出かける年配の方もいるのです。

ところが現代は各家庭でお風呂が設置されており、
こうした姿はあまり見る事が出来なくなりました。

現代では主に、エコバッグやサブバッグ代わりに用いる事がほとんどです。
前述したとおりに、非常にスタイリッシュであったり
モダンな文様で色鮮やかなものがたくさん登場しているので、
お洒落に持つことが出来ます。

そしてスーパーで買い物する際も、丸い形状のスイカからビール瓶まで
どのような形状のものも包み方次第で安全に運搬することが
可能となっているのです。

買い物に活用

その汎用性は運搬にとどまらず、赤ちゃんの抱っこひも代わりに使ったり、
授乳用の目隠しにしたり、美しい文様のものは壁にかけて
絵画のようにインテリアとして飾ることもできます。




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