風呂敷を便利に使う技術
風呂敷活用術は専門の書籍があるぐらい無数の使い方があり、
贈り物の運搬用の包み方から日常的な使い方まで幅広く存在しております
お祝いの品を渡す時にたとえばご祝儀などをそのまま渡すよりも、
風呂敷に包んで解き渡す方が心遣いを相手に贈ることが出来るのです。
日常的な使い方としては、お弁当を包んだりも出来ますし、
着替えなどを他人の目に触れずに運ぶ時などにも見栄えがいいのでお勧めになります。
円筒状の物や四角い物や丸型の物まで、1枚の布ならばフレキシブルに
包むことが出来るのです。鞄などならば固定化された形の物には安定感を見せますが、
異形の内容物はサイズオーバーによって入れることが出来ません。
風呂敷は一見頼りなく見えますが、アレンジ術によっては便利なマルチアイテムとして 活躍してくれるのです。
1つのアイテムをアイデア次第で複数の用途で使えば、外出時に荷物が少なくなる
メリットがあります。また畳んでしまえばハンカチサイズになるために、贈り物などを
謹んで渡した後には手ぶらで帰宅出来るなどの軽快さもあるのです。
鞄の中に仕舞っておけば、急な買い物時などには簡易的なエコバッグの役割も
担ってくれます。
風呂敷の便利なアレンジ術
風呂敷を便利に使う技は古来より研鑽されており、現代ではアイデアテクニックの本が 出ているぐらいです。全てを覚えることは大変ですが、基本形を2つか3つ覚えておけば、 簡単に応用を出来るためにお勧めになります。
全ての基本形は結びの技術であり、真結びは堅結びに似た縛り方をするのです。
菓子折り名を包む時には便利な包装の仕方であり、しっかりとずれることなく
安定して運ぶことが出来ます。
また包装紙などを保護してくれるための緩衝材として、1枚の布が大活躍して
くれるのが特徴です。解く時は同一方向に引っ張れば簡単に解けます。
アレンジとしてはおつかい包みやふたつ包みがあり、見栄えのする持ち運びが
可能になるのです。
他の定番では慶事用のふくさを包むやり方を覚えておけば、冠婚葬祭時にもマナーを守ることが 出来ます。約50センチ程度の布を使うのが最適であり、弔事では逆方向の包み方をすることを 覚えておくことが必要です。
慶弔用に2種類のデザインを用意しておくことがお勧めになります。
結び目を底部分に左右作り、取っ手部分を布で再現すれば風呂敷を
ハンドバッグ風に
アレンジすることも可能です。
前述した真結びはこの時にも活用出来るので、基本形としてマスターしておくことがお勧めになります。